タグ : マウスピース矯正
矯正ブログ
当院で実際に矯正をしているスタッフのブログと、院長・スタッフの研修やセミナーの記録です。これから矯正をしてみたいとお考えの方は参考にしてくださると嬉しいです。
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院長・スタッフが勉強会、セミナー等参加してきました。矯正治療の最新を得る為です。
私は目立ちにくい透明のマウスピースタイプを選択しました。もし丸子歯科でお会いする機会があれば、是非私の口元を見てみて下さい。
マウスピース矯正をします。
八重歯が気になるので矯正を始めます。
どんな風に変化していくのか楽しみです!
透明の目立たない装置で矯正を始めたいです!
どんな歯並びに変わるか楽しみです。
私は今、取り外しの装置をつけています。
H24年3月からマウスピース矯正を始めました。やりたいと思ったきっかけは、上の前歯が少し前に出ていることと、咬み合わせが少しずれているなどです。
矯正装置の種類
ブラケット
永久歯の矯正歯科治療に使い、それぞれの歯に付け位置を調整します。
ブラケットにはシルバーの金属製のものや、白くて目立たないセラミック製のものなどがあります。
プレート(床矯正装置)
主に乳歯から永久歯に生え変わる時期にあごを広げるために使います。
自分で装置の取り外すことができます。
リンガルアーチ・クワドヘリクス
大臼歯に装着したバンドに金属のやや太いワイヤーを取り付け、そこから伸ばした細い個々の歯の移動を行います。
歯の内側にある金属線なので目立たず歯の移動を行うことができます。
チンキャップ
帽子とあごにあてる部分とをゴムでつないで下あごの成長をおさえる装置です。成長期(男12~14歳頃、女10~12歳頃)になる前(5~8才頃に)下あごの成長をコントロールすることで下あごの過度の成長を抑制します。
上顎前方牽引装置
頭にかぶる帽子と口の中の装置をつないで、上あごの骨の前方への成長を促進しながら下あごの成長をおさえる装置です。
前歯の受け口の治療に有効で、8歳以前より治療を始める必要があります。
リテーナー
移動した後の歯が後戻りしないための装置です。
自分で取り外しができます。
保定開始直後は一日中つけ、半年~1年ぐらいしたら夜だけとし、通常2~3年は使います。
マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、取り外しが可能な透明のマウスピース型の矯正装置です。
自分で簡単に装着、取り外しができて、軽くて目立ちにくい材料、形状なのが特徴です。
歯並びによってはこの装置では対応できない方もいらっしゃいますが、固定式装置に抵抗がある方や、見た目が気になる方におすすめの方法です。
機能的矯正装置(ビムラー)
ビムラーは、取り外しができる装置で「機能矯正装置」と言われています。
「機能矯正装置」とは舌や唇、頬の力をコントロールして矯正を行う方法で、床矯正装置にはない力も使って矯正を行うことができます。
機能的矯正装置(ムーシールド)
下の歯が上の歯より前にでている受け口を改善する装置です。
直接、歯を移動させる装置ではなく、受け口の原因となる筋機能のアンバランスを修正する機能的矯正装置です。
矯正で歯を削ることはある?
矯正治療後、特に歯を並べるスペースが足りない場合、歯を削ることがあります。
「虫歯でもないのに歯を削って、大丈夫なの?」
と思われる方も多いと思いますが、スペースを得るために必要な治療の一つです。
主に、マウスピース矯正で歯を動かすスペースがない場合や、ワイヤー矯正での仕上げの微調整の場合に行います。
この場合、削る量は、虫歯の治療とは違い、大きく削るわけではありません。
歯と歯の間に約0.5mm以下のすき間をつくる程度です。
歯の表面は厚さ約1mmのエナメル質という、かたい組織で覆われています。削るのは、この半分の量の0.5mm。歯を削ったことで歯自体が弱くなることはありません。
それどころか、再石灰化に対して、反応が高いエナメル質が表面に露出します。
再石灰化とは
再石灰化とは、主に飲食によって表面が溶けたエナメル質を、溶ける前のエナメル質よりも硬くて虫歯に強いエナメル質に変化させることを言います。つまり歯を削る前よりも、削ったことで歯の表面が虫歯に強くなるということです。
また、フッ素の取り込みも削る前より良くなるという研究結果もあります。ただし、歯磨きをきちんとできず、歯の間に汚れがたまったままになると虫歯になりやすくなるため注意が必要です。
丸子歯科では、歯のすき間をあける治療を行った日には必ずフッ素を塗る対応をしています。
その他にもご心配なことがありましたら、ご相談下さい。
マウスピース矯正Q&A
装置は痛いですか?
個人差はありますが、歯が動き出す2~3日は痛みが出る場合があります。その後は自然に消失します。
装置をつけている時に食べてはいけない食べ物はありますか?
飲食する時は必ず外して下さい。痛みがある間は柔らかめのものにして下さい。
期間はどれくらいかかりますか?
個人差はありますが、おおよそ1~2年です。ただし、マウスピース矯正は装着している時間が短かったり、装着することを忘れたりすると、歯が動かないので期間が長くなってしまうこともあります。
装置はどれくらいで慣れますか?
ほとんどの場合2、3日~1週間くらいで慣れてきます。
装置をつけながらやってはいけないスポーツはありますか?
水泳の時は必ず外して下さい。歯を強くくいしばってしまうスポーツも、場合によっては外す必要がある時もあります。
日常生活で気をつけること、制限されることはありますか?
飲食する時は毎回外す必要があります。慣れるまで少し外しづらいです。
装置をなくした場合の費用はどうなりますか?
再作製が必要な場合は、装置を造る為1回分の費用が追加でかかります。
伺った初日は相談だけですか?また、時間はどのぐらいかかりますか?
基本的には簡単な診査と相談のみとなります。相談料はいただいておりません。40分~60分程度とお考え下さい。
治療中の食事に制限はありますか?
マウスピースを外すため、食事には全く制限がありません。ただし、装置を入れて2~3日は痛みが出ることもあるため、痛む場合はやわらかめのものをおすすめします。また、食後には必ずブラッシングをしてください。
マウスピースを装着すると話しづらいですか?
個人差はありますが、最初のうちは話しづらく感じることがあります。ただ、次第に慣れてきます。
マウスピース矯正ができない場合はありますか?
残念ながらあります。4ミリ以上の重なりやすき間がある方や、歯を抜いて矯正をした方が良い場合、15歳未満の方は適応症ではありませんので他の矯正方法を紹介しています。マウスピース以外にも、まず床装置を使って、歯を移動させてマウスピース矯正をスムーズに行うことが出来ます。また、歯に部分的に装置(ワイヤー)を付けさせていただいたり、矯正用インプラントをおすすめすることもあります。
マウスピースを装着するときの痛み
マウスピース矯正は、動かそうとする歯が圧迫されることによって、痛みや違和感が出ます。
そして、動かそうとする歯の周りは少しきつく締め付けられる感じがします。
この感覚は、新しいマウスピースを装着した直後に出ます。
装着後2~3日の間は痛みや違和感が出ることが多く、時間と共に歯が動いてくると慣れてきます。
逆にマウスピースを外す時には、今まで力がかかり動かされてきた歯が、力から解放されて元の位置に戻ろうとする為、ジワーッと開放感があり、その状態で食事などをすると少し痛みをかんじることがあります。
矯正治療は痛みを伴う治療であることは事実ですが、歯を抜いたり、歯の神経を取ったりする痛みを違って、持続的な激しい痛みを生じるものではありません。
痛みを伴う時期は限られています。
見た目が悪い?
歯列矯正と言われると多くの方は金属の装置と、ワイヤーをイメージするかと思います。
そのため、見た目が気になるといった不安が出てくるのは当然かと思います。
しかし、ワイヤーによる矯正が適用になった場合でも、セラミックの装置とホワイトワイヤーを選択されれば、見た目の問題は少し改善されるかと思います。
また、全ての矯正治療がワイヤーを着けるわけではなく、かぶせ物による矯正、マウスピース矯正、夜寝ているときだけ装着する予防矯正(ビムラータイプ)など、見た目を気にしないで治す矯正方法もあります。
しかし、歯並びの状態や治療法、年齢によって適用にならない場合がありますので、矯正を悩まれている方は一度ご相談下さい。