矯正治療は、虫歯の治療と違い保険が効かず、費用も高額になることが多い為、どの歯科医院を選べば良いのか迷われることも多いと思います。
そこでこのページでは、矯正をする歯科医院選びの基準をお話していきます。
どんな医院にいけばよいのでしょうか?
矯正相談に行ったら、カウンセリングをしっかりしている
丸子歯科では、どんな些細な歯並びに対するご質問も受け付けています。
まず歯科医が診断した上、矯正専門のスタッフがゆっくりとカウンセリングさせて頂きます。
説明やカウンセリングが分かりやすい
丸子歯科では、
など、分かりやすい説明を心がけています。
カウンセリングの段階では、高額な費用はかからない
「どんなことをするのか相談しに行っただけなのに、相談料として○千円~○万円かかってしまった…」
という話は時々耳にします。
丸子歯科では、矯正治療のカウンセリングと診断で、別途料金がかかることはありませんので、お気軽にご相談下さい。虫歯の診断もする場合、健康保険の範囲内での費用負担はかかることがあります。
料金体系が明確
例えば、家を買う時にも、「坪当たり○○万円」とおおざっぱに料金が決まっているハウスメーカーもあれば、「この扉1枚が○万円」「この壁だと1mあたり○万円」などと、部品ごとに材料ごとに明確に値段を示してくれるハウスメーカーもあります。
丸子歯科の考えに近い料金体系は、後者です。
初めに料金を明示しますので、「あとから想定外の費用がかかってしまった」という心配はありません。
また、一つ一つの装置ごとに料金が決まっています。
オプションが多く、その中から自分で選べる
症例によっては選べない物もありますが、
治療方法
治療の開始時期
装置の種類
などは、複数の選択肢から選んで頂けることがあります。
例えば、装置については 目立たない矯正 取り外しできる矯正 など色々ありますので、ご相談下さい。
写真や模型などできっちり検査し、記録に残す
術前、術後の検査や記録をするのはもちろん、丸子歯科では術中の写真や模型(歯の型)もよくとっています。
こまめに術中の模型をとることで、どうすればより早くゴールに到達できるかを検討しています。
また、お口の中の写真は1年に数回撮って、その写真は撮るたびにプリントアウトして患者さんに持って帰って頂いています。
写真をお渡しすることで、「これだけ歯が動いたんだ」と励みに思って頂けることが多いようです。
虫歯の予防対策をしっかりしている
矯正器具が入ると、そこに汚れが溜まりやすくなり、入っていないときよりも虫歯になりやすくなります。
取り外しできる装置は、歯磨きの時に装置を外してしまえば、ブラッシングも簡単に出来ますが、ワイヤーなどの固定式装置は歯ブラシも難しくなります。
「歯並びはきれいになったが虫歯になってしまった。」
という事がないように、丸子歯科では色々な対策をうっています。(矯正費用に含まれます)
虫歯リスクチェック
唾液検査
細菌検査
虫歯予防グッズのご紹介(家で使ってもらいます)
来院ごとのPMTC(専門家によるクリーニング)
3カ月に1回のフッ素塗布
・・・などです。
もちろん、矯正治療で来院されるたびに、歯科医による虫歯のチェックも行います。
装置が入るたびに詳しく説明している
私たちスタッフには見慣れた装置でも、患者さんにとっては初めて見る装置ばかりです。
そこで、新しい装置が入る時には必ず説明プリントを用意し、お話しています。
特に、装置をつけてしばらくの間、痛みや不便が考えられる時には、その対策もあわせてお伝えしていきます。
装置によってはお子さんの学校の担任の先生にお渡しする手紙も発行します。
矯正期間が短くて済む
本来、矯正治療は、骨の中にある歯をゆっくり動かしていくものですので、一定の期間は必ずかかります。
とはいえ、「少しでも期間を短くしたい」というニーズは高く、私たちもそれに応える努力を常にしていきたいと考えています。
結果が同じなら「遅く始めて早く終わる」
4才5才から装置を入れ始めて中学卒業まで装置を入れる、という治療方法もありますが、ゴールが同じならばそんなに早くから入れる必要はない、というのが丸子歯科の考えです。
また、
矯正用ミニインプラント
スピード矯正システム
骨の整形
・・・など、期間を短くするための方法を多く取り入れています。
成長発育期を見逃さない
永久歯の生え始めから、正しい永久歯列の完成まで、正常軌道を通って成長発育していくべきものが、軌道を外れて、もう自然治癒の見込みはないと判断された場合、初めて私たちの出番になります。
しかし、その場合も、必ずしも矯正装置を入れる必要はないケースもあります。
指しゃぶりや唇、舌の癖を直したり、家で簡単なトレーニングをしたりするだけで改善する場合も多く、「どうしても治らなければ矯正を開始しよう」という考え方をとっています。
成長発育期を利用した矯正をしている
「矯正相談に行くたびに『様子を見ましょう』と言われたが、子供が成長するほど歯並びが悪くなった気がする。」
「『永久歯がしっかりはえ揃うまで待ちましょう』と言われたが、結局歯を抜いて矯正することになった。」
という話を時々耳にします。
残念ながら成長発育期にしかできない治療もあります。
それは、
顎の骨に対する治療・・・歯の基礎の部分となる顎の骨を前後左右に成長コントロールし、「より良い顔」に近づける
永久歯の生え方を正しく誘導する治療
歯並びに悪影響の出る「癖」を改善させる治療
顎や顔の成長に合わせて、歯をベストな位置に誘導していく治療
などです。
成長発育期を利用した矯正によって、永久歯がはえ揃う前に矯正治療が終わってしまう子も多くいます。
矯正するために「できるだけ抜かない」方針でやっている
世間には、「全く歯を抜かずにやる矯正」もあり、学会レベルでも「歯を抜くか、抜かないか」という論争が50年以上続いていましたが、現在では「すべての症例で歯を抜かずに矯正できる」という主張に多くの矯正医は否定的です。
丸子歯科では、成長発育期を利用した治療(11)によって、できるだけ抜かない方針で治療します。
そのため歯を抜かずに矯正できるお子さんも多くいらっしゃいますが、きれいな顔立ちにするために抜歯をお勧めすることがあります。
しかし、その割合は非常に少なく20%位です。
また、どうしても歯を抜きたくないと思われる方には、メリットデメリットをお伝えした上での代替案がご用意できる場合もありますので、一度ご相談下さい。
スタッフが優しい
矯正治療を続けていると、
「あと期間はどのくらいかかるのだろうか?」
「痛みは出るのだろうか?」
「これからどうなるか不安だな」
と感じられる方は多くいらっしゃいます。
私たちスタッフは、患者さんが治療に来られるたびに、痛い所や気になる所はないかお聞きし、どんなことでも質問してもらえる環境を作っていきます。
スタッフ自身の中にも矯正経験者はたくさんおり、矯正経験者にしか分からない痛みや大変さに、私たちは寄り添っていこうと考えております。
長年の実績と豊富な症例
同じ「矯正」という看板をかかげていても、矯正を始めて1~2年のところもあれば、数百症例の経験を何年も積んでいる医院もあります。
選ぶのなら、症例と経験年数が豊富な所が安心ですね。
矯正治療をしている歯科医院の中には、特定の曜日、特定の日だけ矯正専門の先生が来られて治療を行っている医院もあれば、常勤の先生が毎日矯正治療を行っている医院もあります。
丸子歯科では、矯正治療を行う歯科医師が常駐していますので、何かあればいつでも診させていただくことができます。
丸子歯科は、開業した平成4年以来、院長 丸子健二が全ての患者さんに対して責任を持って診療にあたっています。
今まで診てきた矯正患者さんは累計約700名にのぼり、現在でも年間50~60名の新規の矯正患者さんを診ております。
常にドクターやスタッフが勉強を怠らない歯科医院
矯正に限らず歯科臨床というものは、小学校や中学校の勉強と違い、
「一通り勉強したらそれでおしまい」
というものではありません。
将棋のルールを覚えればプロ棋士になれるわけではありません。
極めて過酷で、勝負に厳しいプロ棋士の世界では、日々、最新型の現代将棋の研究が盛んに行われており、それを怠った者は、たちまち敗北の憂き目にあってしまいます。
歯科臨床も全く同じです。
大学歯学部や衛生士学校を卒業した時は、ようやく「将棋のルールを覚えた」段階であり、
臨床の現場に立ってからの毎日の勉強こそが勝負だと私たちは考えています。
これからも私たちは、日々矯正の知識と技術の追求に努めていきます。
月に一度の矯正勉強会の1コマ。議論が白熱することもしばしば。
矯正後のメインテナンスがしっかりしている
家を新築する際に、
「家を建てました。はい、あとは知りません。さようなら。」
というハウスメーカーは、さすがに今の時代、めったにありません。
一流のハウスメーカーかどうかは、建てた後の手厚いメインテナンスができるかどうかが一つの目安です。
矯正も同じで、終了後のメインテナンスが大事です。
丸子歯科では、メインテナンスのために「矯正の費用が別途かかる」ことは基本的にはありません。
(ただし、装置を外した後に、「わずかな歯並びの微調整をしたい」と言われる方に、実費で費用を頂く場合もあります。)
矯正が終了した患者さんには、おおよそ3カ月に度のペースで来院して頂き、メインテナンスをしています。
矯正終了後、5年間はフッ素を無料で塗布し、虫歯予防に役立てています。