マウスピース矯正についての主な特徴は、以下の3つです。
- 装置を入れていることがほとんど他の人にわからない程、目立たない。
- 必要な時に取り外しができるので、会話や食事にあまり困らない。
- 手入れが簡単で、歯磨きがしやすい。
マウスピース矯正は、治療範囲に限界があり、すべての歯並びに対応することはできません。
適応症
- 軽度のガタつきで、抜かずに治療が可能な方
- 4mm以下の少しのすき間をとじる場合
- 前歯のみの少しのガタつきが気になる方
非適応症
- 重度のガタつきで、抜歯が必要な方
- 4mm以上の大きなすき間をとじる場合
- 前歯、奥歯、全体の歯並びを変える場合
- 咬み合わせが反対で左右のアゴのズレがある場合
- 成長発育中の15歳未満の方
(15歳以上でも身長がまだ伸びている最中の方)
<メリット>
- 透明な装置のため、目立ちにくいです。
- 装置が目立ちにくいため、人前に出る職業の方でも、無理なく矯正することができます。
- 矯正装置の装着に伴う不快感が軽減できます。
- 金属アレルギーの方でも装着可能です。
<デメリット>
- 長時間装着する必要があります。(1日約17時間以上)
- 歯を動かすために歯と歯の間を削る必要が出る場合が多いです。
- 飲食のたびに、取り外しを行う必要があります。
- 熱に弱いため、変形する可能性があります。
- 1ヶ月に1、2回程度の通院が必要になります。
- 奥歯の移動には不向きです。
- 細かなガタつきは治らない場合があります。
- 歯根と歯根のすき間が残ることがあります。