お口の中にひっかけるゴム?

矯正治療中、ブラケット+ワイヤーでは、ガタつきを治すことは出来ますが顎の位置までを変えることは難しいです。

そこで、顎の位置の修正に用いられるのが、小さなゴム輪です。ゴムの引っ張る力で歯を動かします。直径4~10㎜までの様々なサイズを歯に合わせて使用します。

歯のイラスト

使う時

歯みがきの時以外は、常に使って下さい。
食事中や寝る時も含めて忘れずに使うことが重要です。
特に食事中は顎を動かすので、この時に使用しないと、なかなか効果が出ません。
食事中にたびたび外れるようでしたら、装置の調整をしますので予約日より早めに来院して下さい。

交換のタイミング

切れたら、すぐに新しいゴム輪に取り換えて下さい。
切れない時でも、3日経ったら新しいゴム輪に取り換えて下さい。

使用期間

一般的に3~6ヶ月ということが多いですが、歯の状態・使用状況によって個人差はあり、1年以上継続してもらう場合もあります。

ゴムのかけ方

下顎の前歯を後ろに動かす

 下顎の前歯を後ろに動かす

上顎の前歯を後ろへ動かす

上顎の前歯を後ろへ動かす

前歯のかみ合わせをよくする

前歯のかみ合わせをよくする

注意事項

ゴムをかける位置を間違えないようにして下さい。毎日の食事中も含め、しっかり使わないと効果がありません。よく使った後でも、長い間外しておくと、歯が元に戻ってしまいます。

使ったり、使わなかったりすると、逆に顎にもよくありませんので忘れずに使って下さい。

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