矯正中にはどんなトラブルがありますか?

歯列矯正治療の際に起こる可能性があるトラブルには、以下のものがあります。

虫歯や歯肉炎、口内炎、歯や歯肉の痛み、器具の破損などが考えられます。

特にワイヤーをつけて行う矯正治療の場合、歯の表面につけているブラケットという器具やワイヤーの間に、食べ物のかすが残りやすいため、虫歯や歯肉炎になりやすくなります。

歯肉炎になると歯ぐきが腫れて出血しやすくなるため、余計に歯磨きがしづらくなり悪循環におちいります。

そうならないためにも、汚れが残りやすい所は念入りに歯ブラシをすることが大切です。

また、矯正中は装置が唇や頬に擦れて口内炎ができやすくなります。

これは装置に慣れてくると、できにくくなることが多いです。

治療中の痛みに関しては装置を交換したり、修正したり、または装置が壊れてしまった時に多いです。

装置の交換、修正時の痛みは2~3日で落ち着いてくる場合が多いです。

しかし、装置の破損、ワイヤーの飛出しで起こる痛みであれば、早めにご連絡下さい。

「矯正治療の痛み」についてはこちら>>

矯正中はお口の中のトラブルが起こりやすくなります。

上記以外にも、ご心配なこと、確認したいことがあれば、お気軽にご相談下さい。

矯正装置

前の投稿

治療中に食べられないものや治療によって虫歯になることはありませんか?

治療中に食べられないものや治療によって虫歯になることはありませんか?
矯正装置は海外出張などで一時的に外すことはできる?
次の投稿

矯正装置は海外出張などで一時的に外すことはできる?