親知らずは「抜かないといけないもの」という認識が一般的のように思われます。

しかし、矯正治療においては、一概に抜かなければいけないものではありません。

【親知らずを抜かない場合】

1.歯の本数が本来の本数よりも少ない場合…親知らずを奥歯としてあえて利用することがあります。

2.歯を抜いて矯正した場合…顎の大きさに余裕がある場合は親知らずが生える事で噛み合わせのバランスがとれることがあります。

その場合も親知らずは基本的に抜きません。

ただし、歯茎が腫れてしまったり痛みが頻繁にでるようなことがあれば抜くこともあります。

主に20~30歳で抜歯になることが多いです。

【親知らずを抜く場合】

歯のイラストと本

1.矯正治療前に抜く場合…明らかに矯正治療の妨げとなる時、主に成人の方で歯を動かす妨げとなって、治療に支障が出る場合は、治療前に抜くことがあります。

2.矯正治療中に抜く場合…主に奥歯を動かす際の妨げとなる時に抜く場合があります。

お子さんの矯正治療において、スタート時には親知らずは生えていないことがほとんどです。

しかし年齢を重ねていくと親知らずができてきて、奥歯を動かしたい時に妨げとなることがあります。その場合は矯正途中であっても抜くことがあります。

3.矯正治療後に抜く場合…親知らずが斜めや横向きに埋まっていて、前方の歯を動かす力が生じ、歯並びががたつく恐れがあります。

せっかく綺麗にならんだ歯並びが親知らずの影響で再びズレてしまう事を防ぐために親知らずを抜歯します。

主に16~20歳で抜歯になることが多いです。

ただしいずれの場合にも、親知らずがあるから抜くわけではなく、状態によって変わりますので必要な時にご相談させていただきます。