矯正治療後、特に歯を並べるスペースが足りない場合、歯を削ることがあります。

歯の構造

「虫歯でもないのに歯を削って、大丈夫なの?」

と思われる方も多いと思いますが、スペースを得るために必要な治療の一つです。

主に、マウスピース矯正で歯を動かすスペースがない場合や、ワイヤー矯正での仕上げの微調整の場合に行います。

この場合、削る量は、虫歯の治療とは違い、大きく削るわけではありません。

歯と歯の間に約0.5mm以下のすき間をつくる程度です。

歯の表面は厚さ約1mmのエナメル質という、かたい組織で覆われています。削るのは、この半分の量の0.5mm。歯を削ったことで歯自体が弱くなることはありません。

それどころか、再石灰化に対して、反応が高いエナメル質が表面に露出します。

再石灰化とは

再石灰化とは、主に飲食によって表面が溶けたエナメル質を、溶ける前のエナメル質よりも硬くて虫歯に強いエナメル質に変化させることを言います。つまり歯を削る前よりも、削ったことで歯の表面が虫歯に強くなるということです。

また、フッ素の取り込みも削る前より良くなるという研究結果もあります。ただし、歯磨きをきちんとできず、歯の間に汚れがたまったままになると虫歯になりやすくなるため注意が必要です。

歯のイラスト

丸子歯科では、歯のすき間をあける治療を行った日には必ずフッ素を塗る対応をしています。

その他にもご心配なことがありましたら、ご相談下さい。