あいうべ体操
歯並びは、舌の位置や動き、口の周りの筋肉の強さにも大きく影響を受けています。
舌の正しい位置を覚えて習慣にして、口の周りの筋肉を鍛えることで改善される歯並びもあります。
当院では特に矯正を始めて、歯並びに影響を与えるような舌の動きをしている方にあいうべ体操をおすすめしています。
※舌の正しい位置は、上顎の少し凹凸と波うっている所に常に舌の先がついています。
舌の先が、下前歯の裏側についていたりすると、歯並びに影響を与える可能性があります。
あいうべ体操(舌へきの改善)
<あいうべ体操の基本的なやり方>
<目的>
口を閉じたときに、舌が上あごにぺったりと付くようにする。
舌の筋肉を強化して正しいポジションに導くことが目的。
口の周りの筋肉、舌を鍛えるトレーニングです。
<あいうべ体操のポイント>
・1日30回が目安です。3回にわけて行う方法もあります。
声を出す必要はありません。テレビを見ながら、ゲームをしながらなど…
入浴時に行うのも最適です。(鏡を見ながら・人目を気にせず・乾燥しない)
・野外での歩きながらはNGです。口の中が乾燥してしまうからです。
・1回を5秒位のスピードで行ってください。
・習慣にするためにハミガキカレンダーを使い、行ったらシールを貼りましょう。
または、「あいうべカード」を使い思い出したらやってみる方法もあります。
出典 免疫を高めて病気を治す 口の体操「あいうべ」 今井一彰著